平成25年第3回半田市議会定例会(6月議会)

平成25年6月25日より、7月5日までの11日の期間で、平成25年度第3回半田市議会定例会(6月議会)が行われました。

 この6月議会の目玉は、大きく3つです。

 一つ目は、市長の所信表明です。6月に行われた市長選挙後の初の議会ということもあって、榊原純夫市長の二期目にかけた意気込みが聞けると思いきや、前回のように具体的なマニフェストや数値目標がない漠然としたものであり、残念な気がいたしました。

 二つ目は、副市長の人事案件です。市長は選挙で選ばれますが、副市長は市長提案の議会同意案件です。藤本副市長の続投か、新副市長の抜擢か大きく噂が流れましたが、結果は続投でした。この事については、議会は理解を示し、逆に実務能力の高い藤本副市長を歓迎しているとも思われました。

 三つ目は。新庁舎建設事業の増額補正予算案件です。3か月前の3月議会で予算成立した案件の増額補正をするという内容で、その増額の理由、額の根拠、入札方法の適正、そして、今後の随意契約という手法の可否など、多くの議論がなされました。

 結果として、増額に対する理解は十分でないが、防災拠点として早期の建設が望まれる新庁舎を、むやみに遅らせはいけないという理由により、「安く作る」を諦めても、「市内経済活性化」に関しては譲れないという想いで、付帯決議をつけ賛成多数で可決をしました。

 一般質問に関しては、12名の市議会議員が行い、7月5日の最終日には所管の常任委員会より、付託した議案審査の経過と結果が報告された後に、採決を行い条例改正、請け負う契約の締結議案が全会一致で可決されました。

 続いて、特別委員会の設置について、提案説明の後、委員会への付託を省略し採決を行い可決され、二つの特別委員会が設置されることが決定しました。

                                                                           中村宗雄の平成25年6月議会における一般質問は、議長のためありません。

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