半田市総合防災訓練として、半田市役所事業継続計画(BCP)に基づく、初動対応訓練が実施されました。
訓練想定は、平成26年1月26日午前9:00に大津波警報が発令、津波1mが74分後に半田港に到達し、市内各所で家屋の倒壊、火災の発生、ライフラインに甚大な被害が発生している状況です。
市職員、消防署、消防団など約550名が参加され、本番さながらの訓練が実施されました。
半田市、阿久比町、武豊町、東浦町の1市3町で消防と斎場を共同で運営してます、知多中部広域事務組合議会の行政視察で、富山県 高岡斎場と石川県 白山野々市消防本部に行ってきました。
高岡斎場は48億円もかけて広大な敷地に文化ホ-ルかと思わせるような素晴らしい施設でしたが、建設時に地域住民との合意がうまくいってなかったようで、霊柩車の乗り入れ、花輪の設置、案内看板の設置などが禁止事項とされており、火葬以外の施設は現在使用されていないのが現状でした。
たくさんの税金を投じて施設を作り使用しないことが、地域住民の最も不利益につながると思うのですが、もったいない限りですね。
白山野々市消防本部は、庁舎を建て替えたばかりで免震構造であり防災の啓発施設をも兼ね備えた素晴らしい施設でした。当組合も消防庁舎が築45年が経過する中で、次期の施設更新にむけて大きな参考になりました。
やはり、大切なことは何を立てるかとどう使うかが合致していないとダメということがよくわかりました。